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第121回 学習アドバイス「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(1)」

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■1.学習の動機づけ=「受身的な学習」から「主体的な学習」へ

大学受験の学習では目指す目標が高ければ高いほど、時間的には「自学」の占める割合が高くなりますが、その土台としての「主体的な学習意欲」がなければ、効果的な「自学」を行っていくことは難しくなります。

「主体的な学習意欲」というものは、それこそ本来は「主体的に湧き出てくるもの」であるべきですが、大学のホームページや大学案内に目を通して大学のことを調べてみたり、オープンキャンパスなどを利用して実際に興味のある大学に足を運んでみたりすることで、具体的な目標やそのための学習意欲が芽生えたり、決意を新たにすることもできるでしょう。

“大学受験に対しての「明確な目標」”を持つことを通して、「受身的な学習」ではなく、「主体的な学習」を行っていきたいものです。

■2.「手段=勉強」→「目的=志望校の合格」

誤解を恐れずにいえば、勉強をすること自体が目的なのではなく、志望校の入試に合格し志望校に入学することが一番の目的なのです。

つまり、「勉強をしている」だけで当然のように志望校の合格が保障されるわけではないのです。

「志望校に合格するのに必要な学力を、受験までの期間に確実に身につけ、その力を確実に発揮できる体制を整える」、そのための歩みが、大学受験の“勉強”なのだと意識すべきです。

■3.「自学」は猛烈に必要

これは何も「すべてを自分で勉強しろ」と言っているわけではありません。

どんなに素晴らしい授業を勉強の土台に据えたとしても、必要な予習はもちろんのこと、授業時間以外での学習をしっかりと行わなければ、理解した内容の定着が図れませんし、応用トレーニングも行えません。

また、学習が進むにつれて、授業時間以外で補充しなければならない学習というものも当然出てくるはずです。

すると自然と「授業を受けている時間」よりも、「自分で机に向かっている時間」の方がその何倍もの分量になるはずです。

■4.“理解する”は「到達点」ではなく「出発点」

理解する(わかる)ということはとても大事なことです。

しかし、「わかる」というのは「到達点」ではなく「出発点」であるはずです。
少なくとも、受験勉強においてはそうだと思いませんか?

「理解したこと」を忘れないで身につけるための定着学習や、身につけた知識や技術、考え方を実際にアウトプットするための練習(トレーニング)の重要性も計り知れません。

特に大学受験のような広範囲にわたる実力試験では、「勉強はある程度しているのに、なかなか伸びない」ということが珍しくはありませんが、そうならないためのヒントの一つがここにあると思います。

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(→「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(2)」へ続く)

→「第119回 学習アドバイス『高2の夏は大きな分岐点・夏の過ごし方(1)』」はこちら

→「第120回 学習アドバイス『夏をしっかりと使えるように・夏の過ごし方(2)』」はこちら

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