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第78回 学習アドバイス「過去問・赤本の利用の仕方(41)今後の学習戦略(5)」

■知識問題と読解問題の比重
■同じ大学の他の学部の問題は傾向が似ている場合が多い

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●知識問題と読解問題の比重【英語】

センター試験の英語(筆記)などは、一般的に見ても「読解問題」の割合が高いと言えます。

しかし、私大の個別入試についてはそれぞれの大学ごとに「知識問題」と「読解問題」の比重が異なります。

受験予定の学校ごとにそれぞれの「出題の比率」と、「現状での自分の得点率」、「今後に上乗せが見込める分野と得点率」、そしてそれを「今後の学習に範囲させる」といったことが必要になります。

特に「知識問題」が課題なのであれば、一部の難易度の高い出題を除けば、知識問題はある程度容易に対策が出来るかと思います。

「知識問題の克服」は、勉強の仕方の難しさよりも、「これから学習にかけられる時間(&効率)」がカギとなることが多いと言えるでしょう。

それに比べて「読解問題」の克服が課題なのであれば、これは「学習に費やす時間」以上に、「これからの対策学習の“質”」がカギとなる場合が多いと言えます。

(「基本的な知識の欠如」が読解問題の得点が伸びない主な原因となっている場合がありますが、これについてはいわば読解問題に特有のものではなく「知識問題」「読解問題」に共通の基礎知識であり、ここではひとまず触れません)。

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●知識問題と読解問題の比重【現代文】

現代文は原則として「読解問題」がメインの出題となるので、逆に「知識問題」の出題の割合を把握しておきたいです。

例えば現代文の読解力がかなり高い受験生であっても、「四字熟語・慣用句・文学史」などの直球型の知識問題の比重が高い場合、必要な対策を行っていないと「全然得点できない」といったことも珍しくありません。

現代文の「知識問題」については、中堅以下の大学で出題の割合が高く、難関上位大学になると出題割合が低くなる傾向がありますが、早稲田大学や明治大学などでは知識が問われている問題が出題されるため、この時期より慌てて対策の学習を行う受験生も散見されます。

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●現代文の読解問題・同大学の他の学部の問題は形式が似ていることが多い

現代文の読解問題については、英語の読解以上に個別の大学によって出題される文章の難易度の差が大きいと言えます。

特に現代文の読解問題の正答率を挙げることが今後の課題である場合、漠然と現代文の読解問題の演習を行うのではなく、「課題となっている大学の読解問題」と似たレベル・形式の問題で演習したいものです。

しかし、同じ大学・学部で入手できる入試問題の数には限りがあるので、「類似の形式・難易度の現代文」を出題する他大学・学部の問題で演習量を確保したいところですが、学部ごとに入試問題が異なる大学であれば、一般に「同じ大学の“他の学部”の入試問題」は傾向が似ている場合が多いものです。

「まったく同じ」ということではなくても、 少なくとも「他の大学の入試問題」に比べたら「非常によく似ている」場合が少なくありません。

問題の特徴によっては「自分が受験する学部ではないけれども、志望学部の対策学習のための問題集として、他の学部の赤本を入手する」ということも検討してみて下さい。

(→第79回 学習アドバイス「過去問・赤本の利用の仕方(42)」に続く)

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