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第72回 学習アドバイス「過去問・赤本の利用の仕方(35)時間の配分(3)」

■“ちりも積もれば山となる”マークシートを塗る時間にも注意
■出題ミス→「受験者全員正解扱い」ということも
■センター「数学Ⅰ」と「数学Ⅰ・数学A」の選択に注意

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●マークシートを先に塗るか、後に塗るか

マークシートの塗り方については、

①設問の解答を出すたびにマークシートを塗りつぶす人
②大問ごとなどでまとめてマークシートを塗りつぶす人
③すべての問題の解答を終えてから後でマークシートを一気に塗りつぶす人

など、受験生によってさまざまだと思います。

しかし、(全国模試などでも経験済みだと思いますが)マークシートを塗るという作業は思いのほか時間が掛かる作業であるということに注意して下さい。

例えば、2015年度のセンター試験の英語(筆記)では、55の解答番号にマークを行う必要があります。

本番の試験ではマークミスなどが生じないように比較的丁寧にマークする受験生も多いことでしょう。

ですので、マークシートは濃くしっかりとマークしたいところなのですが、一度マークした解答用紙を消すと汚くなってしまう場合があります。

特に緊張して汗をかいた手で触ってしまったりすると、消しゴムではキレイに消し切れないということがあります。

そこから、「最後にまとめてマークシートを塗りつぶす」派の受験生が少なからずいますが、「マークミス」はもちろんのこと、55個のマークを「キレイに」塗るにはそれ相応の時間がかかります。

●問題の出題ミスで受験者全員を正解扱いに

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また、個別の大学入試においては後から判明した「出題ミス」によって「全員正解措置」がとられることがあります。

「いくら考えても答えが分からなかったので、その問題で大幅に時間を使ってしまい、その結果、最後まで問題が終わらなかった。簡単に正答できたはずの問題を未解答のまま残してしまった。しかし、入試が終わった後で大学側から『出題ミスがあったため、当該問題を全員正解とする』とのアナウンスがあった」ということも過去には何件かありました。

「1つの問題にこだわり過ぎて、結果的に多くの問題を落とす」というのでは巧くありません。

●センター「数学Ⅰ」「数学Ⅰ・数学A」

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本番でのミスというと、一番多いのが「数学Ⅰ・数学A」の受験者が、間違えて「数学Ⅰ」の問題を解いてしまうというミスです。

「試験が始まって45分が経過したところで気がついてやり直したけど間に合わなかった…」など、途中で気が付くケースが圧倒的ですが、ほとんどの場合で「数学Ⅰ・数学A」は解き終わりません。

分かっていると思わずに、試験開始前の時間で「問題冊子の表紙」に目を通してこの手のミスを絶対にしないように心して下さい。

(→第73回 学習アドバイス「過去問・赤本の利用の仕方(36)」に続く)

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