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第124回 学習アドバイス「夏の具体的な目標設定〈文系科目・基礎編(2)〉」

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■現代文

現代文に不安のある人、4~7月に授業以外では十分な演習ができなかった人は、「夏の間、1日1題の問題演習を毎日必ずやる」のがおススメです。

問題を解くのに20~30分、答え合わせと確認に20~30分、読み込みに5~10分。
慣れて来ると「1日=1題=約1時間」で行うことができるようになります。

例年、これを達成できた生徒は、現代文の学力の底上げが顕著です。

ただし、どうしてもこの勉強が難しいという人は、新しい問題は3日に2題で、新しい問題に手を出せない1日は前の2日でやった問題の復習というやり方でも効果はあるはずです。

つまり、「入試レベルの現代文を、読み解くトレーニングを毎日行う」というのが非常に大事です。

現代文というのは、一部の知識問題への対策を除けば、1日の勉強時間の量を費やしたとしても、当然のようにその量に比例した学習効果は得られ難い科目であるといえます。

たとえば、英語であれば1時間より3時間、3時間より5時間、5時間より8時間…と勉強時間を増やせば増やしただけの学習効果が得られると考えられますが、それに比べて現代文は3時間、5時間、8時間…と学習の時間を増やしたところで、当然のように得られる学習効果も時間に比例するとは言いにくい科目です。

(もちろん、現代文だって1日1時間より2時間、2時間より3時間…と学習時間を増やすに越したことはありません)

それよりも、現代文のような科目は1日に1時間であっても、毎日継続的に演習をすべき科目だと考えるべきです。

ちなみに取り組む問題・課題ですが、「①授業テキストの問題」「②問題集」「③入試の過去問」が基本となりますが、特に受験生によっては“夏”という時期を考慮しても、どれか一つだけに偏るのではなく、すべてをバランスよく利用すべきです。

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具体的な利用法については、現代文の学習法や過去問の利用の仕方などをお話しする際に触れたいと思います。

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■漢字

漢字・慣用句などに不安がある人は夏に一冊問題集を仕上げておきましょう。

ただし、「他に必要な勉強をやっていたら、漢字の勉強に回す時間なんてない」というひともいるかもしれません。そのような人は現代文の演習を大事にして下さい。

たとえば、センター形式の現代文(評論)の漢字問題は、各選択肢の漢字もちゃんと確認をすると、1回の問題で30個の漢字の勉強になります。

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するとセンターの過去問を10年分やったらそれだけで300個、実戦問題集を10回分やったらそれでまた300個、他にも日々の授業や問題集などで出てきた漢字を確実にマスターしていけば、「超頻出漢字」を何千個も押さえることができます

これだけやれば普通は本番の入試でも同じ漢字が出題される可能性が高いですね。

■古文単語

古文単語は英語のたった1/10の分量です。そろそろ古文単語帳を1冊マスターできていないという人は黄色信号

1個チェックするのに30秒→1日15分で30個→10日で300個→40日で…、夏の間に標準的な古文単語帳で5周程度は回せるはずです。

夏の間に古文単語帳を1冊マスターしよう。

■地歴・公民

夏休みの間に全範囲の勉強を一通り終わらせる。もちろん、全範囲を完璧にするというのではなく、「全くやっていないという分野はない」という状態にするということです。

私大入試の場合であれば、「全範囲を通じて選択問題だったら(5)6~7割は正答できる」という状態をはやく作りたいですが、それは国公立二次の論述問題や早慶をはじめとするハイレベル難関私大の土台を築くことにもなります。

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■番外編(モチベーション編)

鉛筆やシャーペンではなく、「ペン」を使って勉強する。そして使い終わったペンは捨てずにとっておく。使い終わったペンが1本、2本…と増えていくと、モチベーションが上がるかも。

ペンでなくても計算用紙なり裏紙なりノートを溜めていってもいいですね。「これだけやった」というのが目に見えると、日々の勉強に身が入るという人は、おススメです。

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