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カテゴリー「大学受験の偏差値について」の検索結果は以下のとおりです。

第100回 学習アドバイス 「大学受験の偏差値について(2)」

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■「高校受験の偏差値」と「大学受験の偏差値」の基準は異なる

仮定の話になりますが、高校受験の際の学力・成績を仮にそのままの状態でキープして大学受験に臨んだとしても、高校受験のときと同じ「偏差値」を出すのは通常は難しいのです。

なぜでしょう?
それは、高校と大学の受験者層の違いにあります。

現在、日本の高校進学率は97%超だといわれています。
高校受験の際の「偏差値」というのは、そのような母集団の中での偏差値ということになります。

しかし、大学進学率となると現在の日本でも50%前後にとどまります。

しかも、この50%の人々というのは当然、進学校の生徒の割合が高いと考えられるので、母集団のレベルは高校受験に比べて明らかに上がるはずです。

一般に、高校受験の偏差値と大学受験の偏差値では、約10程度の差が出るといわれています。
(もちろん、大学受験の偏差値の方が10程度低くなる、ということです)

このように、偏差値はというのは、仮に学力が同じであっても、母集団のレベルによって当然変化するものなのです。

大学受験(全国模試)における偏差値というのは絶対のものではありませんが、志望校に合格するためのデータとして参考になることも事実です。

最近流行りの映画「ビリギャル」ではありませんが、偏差値40からスタートして、見事現役で早稲田・慶應に受かった、などということは簡単なことではありませんが、決して珍しいことではないのです。

一番の目標は「志望校に合格すること」なのだから、そのための手段として「全国模試」及び「偏差値」というデータをうまく利用することが大切ですね。

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第99回 学習アドバイス「大学受験の偏差値について(1)」

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■偏差値とは

あるテストで60点を取ったとしましょう。
しかし、それだけでは実力を評価することはできません。

なぜならば、そのテストの平均点が80点なのであれば、60点という成績は「いまいち」ですが、平均点が30点なのであれば「素晴らしい!」ということになるからです。

このように、「同じテストを受験した他の人たちがどれくらいの点数を取っているのか」「平均点(とその得点分布のバラつき具合)」という要素を抜きにしては、60点という点数の評価はできないのです。

偏差値とは、簡単に言えば「平均点を偏差値50として、ある集団の中でのその人の位置を示す数値」のことです。

全国模試の偏差値では、その模試を受験した受験生の中での自分の位置がわかります。

もちろん、この偏差値という数値は絶対のものではありませんが、少なくとも「得点」よりは自分の学力の客観的な位置を把握することができるのです。

■昔はもっとできたはずなのに…

大学受験を意識した際に、偏差値に違和感を抱く人も少なくありません。

「あれ?中学の時には偏差値60は下らなかったのに、今はこんなに下がっちゃうものなの?」

もちろん、中学生のときはもっと勉強をしていたのに、高校生になって以来勉強を全然しなくなってしまって、「成績(偏差値)」が下がってしまったという人もいるでしょう。

しかし、「勉強をさぼっていたわけではないのに、大学受験に際して成績(偏差値)が高校受験のときよりも下がってしまった」ということがあったとしても、それはある意味では当然のことだということもできるのです。

(→「大学受験の偏差値について(2)」に続く)

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第98回 学習アドバイス 「ランキング表の大学の偏差値について(2)」

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(前回の続き)

【例】X大学・Y学部(偏差値63.0)を受験した生徒の模試成績の偏差値分布


①【偏差値52.0~53.9】 合格者01名、不合格者57名
②【偏差値54.0~55.9】 合格者07名、不合格者73名
③【偏差値56.0~57.9】 合格者15名、不合格者89名
④【偏差値58.0~59.9】 合格者23名、不合格者101名
⑤【偏差値60.0~61.9】 合格者43名、不合格者72名
⑥【偏差値62.0~63.9】 合格者59名、不合格者63名
⑦【偏差値64.0~65.9】 合格者39名、不合格者24名
⑧【偏差値66.0~67.9】 合格者32名、不合格者12名
⑨【偏差値68.0~69.9】 合格者18名、不合格者02名
⑩【偏差値70.0~71.9】 合格者04名、不合格者01名

偏差値50台の前半(①~②)では、合格の可能性はゼロとは言わないまでも、合格している人数はかなり少ないので、現実的には合格はかなり困難なことが分かります。

偏差値55以上(③~⑤)となると現実的な合格の可能性が出てくると言えるので、まずはこのラインを目指したいところです。記念受験にならないためのボーダーがこのあたりでしょうか。第一志望の大学はせめてこの域にまでは到達したいラインです。

次に、合格者と不合格者の数が大体同じくらいになるところが⑥~⑦のあたりです(62.0~65.9)。そして前述のランキング上の偏差値63.0というのは、この層に該当します。

このようにランキング上の偏差値は、合格者と不合格者の数がだいたい同数になる偏差値帯であることがほとんどなのです。第一志望校でこの域まで到達できていればたいしたものです。逆に、この域の大学を「安全校」と考えるのは危険です。

そして、データ上は「絶対合格できるとまでは言えないにしても、かなり合格の可能性が高い」といえるラインは⑨~⑩の偏差値帯であることが分かります。一般に、この数値は「1ランク上の大学にチャレンジしても50%ほどの可能性がある」程度の偏差値帯ということになります。

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このように同じような偏差値帯の生徒でもこれだけ合否の差が生じるのはなぜでしょうか?

模試の問題とそれぞれ個別の大学の入試の問題は傾向も難易度も異なるということです。過去問などの研究を通じて志望校の問題の傾向に合わせた対策をどれだけ積んできたのかなどにより変わってくるでしょう。

そのような対策学習をするだけの基礎学力を早めに整えて、志望校に特化した対策の学習をする時間を絶対に確保したいものです。

第一志望に関しては、「まずは合格可能性があるラインを目指す」→「次に50%のラインを目指す」→「さらに80%以上合格すると思われるラインを目指す」というラインを大まかな目標とするといいでしょう。

また、第一志望の大学だけではなく、第二志望…安全校についても同様に目標を達成していくべきでしょう。

何が起こるのか分からないのが入試であり、A判定でも不合格となりえますし、E判定で合格できた例も枚挙に暇はありません。ただし、“目安”として偏差値データや全国模試の成績が参考になるのも確かなことです。

全国模試の成績や偏差値は、“最終目的”ではありません。“最終目的”は“志望校の合格”であるはずです。その大目標を叶えるための有効な手段として、全国模試を活用していきましょう。

全国模試の具体的な活用の仕方についてはまたの機会にお話しできたらと思います。

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第97回 学習アドバイス 「ランキング表の大学の偏差値について(1)」

■ランキング表の大学の偏差値は合格可能性50%の目安です

いわゆる大学の難易度ランキングに記載されている各大学の偏差値は、「合格可能性が50%となる偏差値」の“目安”です。知っていましたか?

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入試ランキングなどに記載されている各大学の偏差値が、「A判定」の目安だと誤解している生徒さんが多いのが実情ですが、「合格可能性が50%」ということは、全国模試などの志望校の合否判定では「C判定」ということになります。

では、難易ランキングに記載されている偏差値では合格できないのか?といったら、一概にそうも言えません。

例えば、X大学のY学部の入試ランキング偏差値が仮に63.0であるとすると、実際の生徒の模試の成績の偏差値分布データのイメージは以下のようなイメージになります。


①【偏差値52.0~53.9】 合格者01名、不合格者57名
②【偏差値54.0~55.9】 合格者07名、不合格者73名
③【偏差値56.0~57.9】 合格者15名、不合格者89名
④【偏差値58.0~59.9】 合格者23名、不合格者101名
⑤【偏差値60.0~61.9】 合格者43名、不合格者72名
⑥【偏差値62.0~63.9】 合格者59名、不合格者63名
⑦【偏差値64.0~65.9】 合格者39名、不合格者24名
⑧【偏差値66.0~67.9】 合格者32名、不合格者12名
⑨【偏差値68.0~69.9】 合格者18名、不合格者02名
⑩【偏差値70.0~71.9】 合格者04名、不合格者01名

この表の解説と皆さんへのアドバイスについては次回にお話ししたいと思います。

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(「ラインキング表の大学の偏差値について(2)」に続く)

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