第120回 学習アドバイス 「夏をしっかりと使えるように・夏の過ごし方(2)」
■「夏までに終わらせておきたい勉強」を、計画的に“今”進めよう
少し早いですが、夏休みについて少し考えてみましょう。
約40日間の夏休み。ほとんどの現役高校生にとっては一年間の中で「一番まとまった時間を確保できる期間」であることと思います。
そして、受験生にとっては大事な夏。
毎日15時間、勉強すれば600時間
毎日12時間、勉強すれば480時間
毎日10時間、勉強すれば400時間
8時間なら、320時間
6時間なら、240時間
5時間なら、200時間
4時間なら、160時間
3時間なら、120時間…...
“効率の良い学習”も、もちろん大事なことです。
しかし、大きく飛躍しようとしている人たち、大幅な実力アップを目指している人たちにとっては、勉強の“量”だってとっても大事なことであるはずです。
そこで、「夏休みを効果的に利用する」ためにこそ、「夏までに終わらせておきたい勉強」を計画的に、“今”進めましょう。
夏までにまとまった時間の中で計画を立てられるのは、今が最後かもしれません。
(特に現役生は6月の下旬に多くの高校で定期試験が実施されます)。
Mr.Childrenの有名な歌の歌詞に「長く助走をとった方がより遠くに飛べる」っていう一節がありました。
受験生にとっては、“今”がその助走の期間かもしれません