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カテゴリー「推薦制度の上手な活用術」の検索結果は以下のとおりです。

第115回 学習アドバイス 「推薦制度の上手な活用術(その2)」

■面接試験・小論文試験はなぜ課せられるのか?

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推薦入試・AO入試と言えば面接・小論文がつきものです。しかし、なぜそれらが課せられるのでしょう。いくつか理由が考えられますが、以下に記すことは是非知っておいて下さい。

■面接

まず、面接が「得点化されるテスト」であるということへの意識をしっかり持ちたいものです。決して世間話をする場ではありません。求められるのは「自分の言葉に責任を持っているか」ということです。「何を」答えるか、というより「なぜその答えになるか」が重視されるため、自己・自分史を深く掘り下げておく必要があります

また、面接官の質問に対して臨機応変に答えなければならず、これは型通りの面接練習だけでは身につけられません。自分の進もうとする学部・学科に関する知識を能動的に得て理解し、社会状況を把握しておかねば、初めて会う人にわかるように話すのは難しいものです。そうした努力をしているかどうかを見るのも面接が課せられる理由です。

■小論文

自分が進もうとする学部・学科の周囲にある問題点を考察し、自らの考えを整理してあるというのは合格への大前提です。というのも、小論文は進路と関係のあるテーマで出題される(タイトルだけを与えられるケースと資料文が与えられるケースに大別されます)のが一般的だからです。

面接と違うのは、考える時間を応分に与えられるので、瞬発的な短答というよりも、テーマに対する問題意識の表明・ポイントの明示・具体的事例・結論といった一連のことを論理的に伝えることが求められる点です。

合格答案を書くための道はなかなか厳しいものがありますが、書かないことには何も始まらないので、知識の獲得と書き方のマスターは並行して進めたいものです。

■参考資料
以下の文章は、ある外国語大学が小論文試験について解説したものである。大学が小論文試験をどう見ているか、を知るうえで参考になる。

本学の小論文試験は、“課題文(約800字~1500字)を読んで、その文章を踏まえながら自らの考えを60分間で600字(以内)にまとめる”という形式になっている。この出題方針は来年度も大きく変わることはないと思われる。

小論文試験は、限られた条件の下で自分の意見や主張を的確、明快、簡潔にまとめる能力を見るために行われるもので、課題文についての読解力、主題の把握力、思考力の深さ、論理的表現力が要求される。論文には、これが唯一の正解などといったものはあり得ないが、論文は綴り方や作文とは違うから、課題文を良く理解した上で、自らの意見や主張が説得力を持って論理的に展開されていなければならない。なお、小論文とはいえ、三段論法・起承転結などの構成でまとめられていればいっそうよい。

本学の小論文試験は国語の一部として行なわれるものではないので、ある程度の誤字・脱字・当て字は大目に見られるが、あまりに多い場合は減点される。字数は600字いっぱいを使って書くのが一番よく、たとえ論旨がしっかりしていても400字程度しか書かれていないものは減点の対象となることがある。

また、課題文をよく読むことなく単に設問を見ただけで書いたのではないかと思われるもの、あるいは課題文の内容や設問の主旨に関係なく、あらかじめ頭の中に準備していた解答を書いただけではないかと思われるものも時折見かけられる。このような点にも留意して、日頃から、限られた時間内に課題文をよく理解し、設問に従って自己の考えをまとめる練習を積んでおく必要があろう。

制限時間は60分で、必ずしも長いとはいえないが、いきなり書きはじめたりしないで、問題用紙の余白や裏面を使って大体の構想をまとめてから、とりかかるようにしてほしい。とはいえ、毎年、時間不足で書き終えられない人も数多くいるので、時間配分を間違えないよう注意する必要がある。また、論題をつけ忘れたり、解答の内容とあまり関係のないような、あるいはあまりにも漠然としすぎた論題をつける人もいるので、よく注意すること。

本学では、個性と創造性に富んだ学生を求めており、体験をまじえながら自らの意見や主張をいかに説得力を持って明確に論文に盛り込むかが大きなポイントとなる。出題傾向としては、外国語大学という本学の特質から、言語――とりわけ外国語に対する取り組み方や、異文化間の交流や相互理解をテーマとしたものが目立つが、この傾向は今後も大きくは変わらないだろう。

論文は付け焼き刃ではとても太刀打ちできないから、過去の出題例を参考に、一つのテーマについて60分間、600字という条件で実際に自分の考えをまとめてみる練習を日頃から重ねておくとよい。

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第114回 学習アドバイス 「推薦制度の上手な活用術(その1)」

推薦入試の上手な活用術①

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■狙って獲る「指定校推薦」

『指定校推薦』は、その名称からわかるように、大学側が「貴校からの進学実績は素晴らしいので、推薦枠を準備しました。つきましては是非優秀な生徒を送り込んで下さい」という趣旨で高校を指定するものです(したがって、A高校にはX大学からの指定校枠があるが、B高校にはない、といった現象はしばしば起こります)。それを受けて当該高校の学校長が、一定以上の成績を持つ在校生の中から希望を募り、校内選抜を経て最終的な推薦枠の獲得者が決まるのです。

この指定校推薦は〝狙って獲るもの〟だと考えましょう。1年次からきちんと推薦制度の意味を知り、好成績を維持さえしていれば、3年生になって推薦を「活用する」・「活用しない」という選択肢は自らの手中となります。極めてありふれた言葉になりますが、年間5回ほど実施される定期テストで頑張ることが何よりも大切なのです。目標を持って、少しずつ積み重ねてゆくことが最終的に指定校推薦という大きな果実を得る最良の方法であり、そうやって地道に積み上げた力は、一般受験においても十分に通用するものとなります

■「公募制推薦」「AO入試」は強い意志を持って臨め!

それに対して『公募制推薦』や『AO入試』『特別推薦』といったものは相当なリスクもあるものだということは知っておきたいです。指定校推薦がそもそもない、あるいは、あっても自分の成績では校内選抜を通らないといった場合の次善策としての活用は可能です。但し、合格するために「小論文」「面接」は勿論、「グループディスカッション」や「授業レポート」果ては「英文の音読」といったものまで準備しなければならないケースもある上、頑張ったからといっても合格が約束されない試験なのです。さらに、それらの準備のため、一般受験の学科の勉強の追い込み時期である夏から秋にかけて、かなりの時間を当てる必要があります。この状況はかなり気持ちを揺さぶります。周りの友だちの中には既に指定校推薦でほぼ合格を手中にしている子や、脇目も振らず一般受験のために勉強している子。自分だけは推薦と一般受験の両方に備えなければならないという、どっちつかずの苛立ち・・・。

■推薦系入試には一般受験との避けられぬジレンマが

かつて、教え子の中に3年間の評定平均値が「5.0」という生徒がいました。つまり、高校3年間オール5を取り続けたわけですが、目指す大学は医療系の難関学科で指定校推薦が存在しません。そこで、公募制推薦を受けるために夏前から小論文・面接の準備をし、学科に特有の医療的知識なども相当量頭に入れました。ところが、もともと推薦で採る定員がわずか2名ということもあって、不合格となってしまいました。結果がわかった時、彼女は目にいっぱいの涙を溜め「先生、一般で受かり返してみせます」と誓ったのです。そして3カ月後、実際に合格しました。彼女の例はあまりに鮮烈ですが、公募制推薦やAO入試を受験するということは、多かれ少なかれ、そうしたジレンマを抱えることになりますので、かなり強靭な意志と、なぜ自分がその大学を目指すのかという動機づけ(モチベーション)が不可欠となります。

■本気でチャレンジするのであれば、本気の準備をすべき!

推薦入試については、昨今様々な問題点が指摘されていますが、栄進予備校ではそうしたことを熟知し、1年次から目先の成績を取ることだけでなく、本質的なことを見極める目を育てています。2年生諸君でまだ推薦を狙えるという人は、一念発起してみてはいかがでしょう。

そして、3年生で推薦・AOでの受験を考慮している人は、是非相談に来て下さい。夏期講習会よりライブ授業では「推薦・AO対策」の授業も開講されます。1つの選択肢として、推薦・AOを視野に入れ、受験戦略の中に採り入れることで新たなモチベーションが生まれるかもしれませんよ。
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