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カテゴリー「学習アドバイス」の検索結果は以下のとおりです。

第126回 学習アドバイス「シンプルだけど大事なこと、勉強時間」

■シンプルだけど大事なこと、勉強時間を確保しよう
■無理ができるのは、今だけ!?

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入試まで「残り4か月」だとしても、個人の勉強時間とその勉強内容とその質は十人十色です。

残りの期日も大事ですが、それは皆さんがどんなに頑張っても伸ばすことはできません。

それよりも皆さんにもう一度見つめ直してもらいたいのが「今どれだけ勉強できているのか」なのです。

当然のことながら、「1日8時間勉強している人」と「1日4時間しか勉強していない人」では、時間的には2倍の差があります。

単純に考えれば「2倍」というのは「入試まであと8か月あるのか、4か月しかないのか」「入試まであと1年あるのか、半年しかないのか」と同じぐらいの差があるということです。

この差ってすごくないですか?

そして実際は2倍どころか、受験生の間では3倍も5倍も…勉強時間に差があるものです。

入試までの残りの期日に焦りを抱き始めた人は、まずは初心に返って日々の学習をしっかりと取り組むということに取り組んでみて下さい。

入試が近づけば近づくほど、受験生の心理としては「無理をしたくなる」のですが、客観的には入試が近づけば近づくほど「無理」ができなくなります。
(体調の管理もより大事になりますしね)。

ある意味で可能な限りでの「無理」が利くのは今だけかもしれません。

第125回 学習アドバイス「ここからの勉強こそが本当の勝負どころ!」

■「夏明け~冬までの学習」こそが勝負を決する!
■まさに「諦めたらそこで試合終了だよ」なのです

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■夏休みが終わると、また学校生活が始まる…

一般受験に向けて受験勉強に励んでいる現役高校生の多くは、夏休みが終わって学校が始まると“猛烈に焦る”ことになります。

夏休みの間は一日中だって勉強できたのに、学校が始まるとそうはいきません。

朝9時からフレッシュな頭で毎日英語の長文の学習をすることを習慣づけていた人も、学校が始まるとそうはいきません。

夜中に集中して勉強していたという人も、これからは翌朝の学校のことを考えてしかるべき時間に寝なければなりません。

そして、学校が始まると自分の好きな勉強だけをしているわけにもいきません。

一般受験の人は、指定校推薦の校内選抜の知らせなどを耳にすることで、自らの受験に向けての気持ちが新たになるかもしれません。

また、大学入試センター試験の出願手続きを迎えたり、残りの少なくなった全国模試の予定表を目にしたり、「過去問やったら○割できた!」なんていう友だちの声にも焦りを掻き立てられる人も少なくないでしょう。

■ 9月「センター試験まで残り4か月切った」

そうなると、当然入試までに残された時間が気になります。
それがまた焦りに拍車を掛けたりするものです。

そこでよくないのが、「もう間に合わない」と思ってあきらめてしまったり、勉強のモチベーションが低減し、勉強の量&質もそれに合わせて下がってしまうことです。

これまで多くの受験生を見てきましたが、夏明け・9月なんて諦めるにはまだまだ早い時期です。
それどころか、ほとんどの現役受験生にとって「夏明けの9月~冬までの期間の学習」こそが「勝負を決する」ことになるはずです。

受験が終わってみれば、「せめてあと1か月あったら…」「もう一度11月から勉強がやり直せたら…」「もう一度夏明けから勉強がやり直せたら…」と考える受験生は少なくありません。

でも君たちは、まだまだ夏明けの勉強を自分の意志で左右できる立場にいるのです。

大切なのは、「これまでどうあったか」ではなく、「これからどうあるべきか」であるはずです。

諦めの気持ちが湧いてきてしまった人、心が折れそうな人は、この言葉を信じて頑張ってみて下さい。

そして、だからこそ、貴重な残りの夏休みの勉強を、体調にはくれぐれも気をつけながら、精一杯頑張りぬきましょう!

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第124回 学習アドバイス「夏の具体的な目標設定〈文系科目・基礎編(2)〉」

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■現代文

現代文に不安のある人、4~7月に授業以外では十分な演習ができなかった人は、「夏の間、1日1題の問題演習を毎日必ずやる」のがおススメです。

問題を解くのに20~30分、答え合わせと確認に20~30分、読み込みに5~10分。
慣れて来ると「1日=1題=約1時間」で行うことができるようになります。

例年、これを達成できた生徒は、現代文の学力の底上げが顕著です。

ただし、どうしてもこの勉強が難しいという人は、新しい問題は3日に2題で、新しい問題に手を出せない1日は前の2日でやった問題の復習というやり方でも効果はあるはずです。

つまり、「入試レベルの現代文を、読み解くトレーニングを毎日行う」というのが非常に大事です。

現代文というのは、一部の知識問題への対策を除けば、1日の勉強時間の量を費やしたとしても、当然のようにその量に比例した学習効果は得られ難い科目であるといえます。

たとえば、英語であれば1時間より3時間、3時間より5時間、5時間より8時間…と勉強時間を増やせば増やしただけの学習効果が得られると考えられますが、それに比べて現代文は3時間、5時間、8時間…と学習の時間を増やしたところで、当然のように得られる学習効果も時間に比例するとは言いにくい科目です。

(もちろん、現代文だって1日1時間より2時間、2時間より3時間…と学習時間を増やすに越したことはありません)

それよりも、現代文のような科目は1日に1時間であっても、毎日継続的に演習をすべき科目だと考えるべきです。

ちなみに取り組む問題・課題ですが、「①授業テキストの問題」「②問題集」「③入試の過去問」が基本となりますが、特に受験生によっては“夏”という時期を考慮しても、どれか一つだけに偏るのではなく、すべてをバランスよく利用すべきです。

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具体的な利用法については、現代文の学習法や過去問の利用の仕方などをお話しする際に触れたいと思います。

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■漢字

漢字・慣用句などに不安がある人は夏に一冊問題集を仕上げておきましょう。

ただし、「他に必要な勉強をやっていたら、漢字の勉強に回す時間なんてない」というひともいるかもしれません。そのような人は現代文の演習を大事にして下さい。

たとえば、センター形式の現代文(評論)の漢字問題は、各選択肢の漢字もちゃんと確認をすると、1回の問題で30個の漢字の勉強になります。

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するとセンターの過去問を10年分やったらそれだけで300個、実戦問題集を10回分やったらそれでまた300個、他にも日々の授業や問題集などで出てきた漢字を確実にマスターしていけば、「超頻出漢字」を何千個も押さえることができます

これだけやれば普通は本番の入試でも同じ漢字が出題される可能性が高いですね。

■古文単語

古文単語は英語のたった1/10の分量です。そろそろ古文単語帳を1冊マスターできていないという人は黄色信号

1個チェックするのに30秒→1日15分で30個→10日で300個→40日で…、夏の間に標準的な古文単語帳で5周程度は回せるはずです。

夏の間に古文単語帳を1冊マスターしよう。

■地歴・公民

夏休みの間に全範囲の勉強を一通り終わらせる。もちろん、全範囲を完璧にするというのではなく、「全くやっていないという分野はない」という状態にするということです。

私大入試の場合であれば、「全範囲を通じて選択問題だったら(5)6~7割は正答できる」という状態をはやく作りたいですが、それは国公立二次の論述問題や早慶をはじめとするハイレベル難関私大の土台を築くことにもなります。

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■番外編(モチベーション編)

鉛筆やシャーペンではなく、「ペン」を使って勉強する。そして使い終わったペンは捨てずにとっておく。使い終わったペンが1本、2本…と増えていくと、モチベーションが上がるかも。

ペンでなくても計算用紙なり裏紙なりノートを溜めていってもいいですね。「これだけやった」というのが目に見えると、日々の勉強に身が入るという人は、おススメです。

第123回 学習アドバイス「夏の具体的な目標設定〈文系科目・基礎編(1)〉」

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そろそろ夏休みが近づいてきました。
高1生:成長の夏
高2生:準備の夏
高3生:勝負の夏

夏休みは、ただ漠然と過ごしてしまうのではなく、具体的な目標を設定し、ある程度の計画性をもって勉強に望むべきです。

そのような計画を立ててみるからこそ、今の自分にとって一番必要な勉強も明確となり、いい意味での“危機感”をエネルギーにして大きく飛躍できるものと考えます。

そこで、受験生を念頭に、夏の目標設定の具体例を紹介します。

そのまま取り入れてみるというだけでなく、参考になるものがあれば自分仕様にアレンジしてみたり、他の分野・単元の学習に当てはめてみたりしてみるのもいいでしょう。

これから本格的な受験勉強を始めるといった高2生や高1生も是非、参考にしてみて下さいね。

■英単語

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1個につき○○秒、1日に○○○個、○○日で単語帳を1周回す、約40日の夏休みの間に単語帳を○周繰り返す。

英単語に不安のある人は、具体的な目標を立てて確実に夏の間に単語をマスターしましょう。

(例1)1個30秒=1日30分で060個=20日で1200個
(例2)1個20秒=1日30分で100個=20日で2000個
(例3)1個10秒=1日30分で200個=20日で4000個

10秒という時間、結構長いものですよ。実感のなかった人は、是非一度10秒、20秒、30秒という時間を時計とにらめっこしてみて下さい。

実際には「一度やっておしまい」ではなく、上記を何周も繰り返すという学習も行うべきです。

また、例文はともかく長文を通じて単語を覚えるという学習法で進めているという人は、「1個○○秒」というカウントは難しいかもしれません。

でも、例えば上記のようなペースで出来れば、十分繰り返せると思いませんか?

■英文法・語法

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これと決めた問題集を、夏休みの間に3周~5周繰り返す。

約40日あれば「1冊の問題集を全体を通じて複数回繰り返す→理解~定着」までが十分可能です。これをやりながらも他の勉強もできる、それだけの時間があるのは、夏だけです

たとえば、「左ページが問題」「右ページが解答・解説」で、全体のページ数が約360ページという問題集があったとしましょう。

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左ページの問題と右ページの解答・解説で1枚のプリントであると考えると、全部で180枚あるということになります。

皆さんは1日に何ページできますか?

これは個人差があるので一概には言えませんが、「1日10枚」が平均的なラインだと考えてもらいたいです。

1日10枚であれば180枚終わるのに18日間。36日で2周。
1日15枚であれば180枚終わるのに12日間。36日で3周。

当然、1周目より2周目、2周目より3周目の方が1周するのにかかる時間は少なくなるはずです。

また、「2周目に突入しても×ばっかり」という人も、それだけで心配する必要はありません。これは別の機会に詳しく紹介したいと思っていますが、一般的には「×の数が目に見えて減るのは早い人でも3周目以降」です。

大事なことは、「なんとなく漠然と消化する」のではなく、ある程度の目に見えるビジョン・計画のもとで学習を進めていくということです。

→「第124回 学習アドバイス『夏の具体的な目標設定〈文系科目・基礎編(2)〉』」はこちら

第122回 学習アドバイス「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(2)」

受験生はセンター試験まであと177日となりました。

現役生はほとんどの高校が夏休みに入り、夏の始まりということで非常に大きな節目となる時期ですね。

心新たに、大きな飛躍と志望校合格を目指して、夏を走り切りましょう!

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(「第121回 学習アドバイス『夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(1)』」の続き)

■5.「定期テストのための勉強」から、「受験勉強」への“脱皮”

勉強というと、「テスト勉強ぐらいしかしたことがない」という人も多いかもしれません。

もちろん、学校の定期テストのための勉強も受験のためになる部分は多大にあります(特に勉強の内容については)。

しかし、大学入試と学校の定期テストでは、そのテストの範囲が決定的に異なります。

テスト勉強であれば、あり程度テスト前での詰め込みが可能であり、そして多くの人はテストが終わればそこで学んだ内容を忘れてしまいます。

その証拠に、「半年前の定期テスト、今受けてもほぼ同じ点数が取れるよ!」と胸を張れる人はほとんどいないでしょう。

つまり、「その場限りの学力」から、「恒常的な学力」を備えるための学習へと変えていかなければならないのであり、その点は強く意識して欲しいと思います。

(もちろん、学校の定期テストの勉強で恒常的な学力を培っていくことだって十分可能です。しかし多くの人がそのように利用できていないので注意して下さいね)。

■6.成功体験を今後の学習に活かす

「単語帳・問題集を一冊マスターするなんで無理、やっても覚えられる自信が全くない」という人はいませんか?

繰り返しが重要というけど、2周目をやってみたけどバツばっかり…1周目と何も進歩がない…、そう思う人が多いのも無理はありません。

毎回の定期テストでプリントの範囲が20枚…それすら覚えられないのに全範囲なんて…プリント200枚?300枚?絶対無理、と思うかもしれません。

しかし、“正しい努力”を積めば物理的には十分可能な量なのです。
ただし、そのためには明確な意識の変換が必要だと思います(そのような生徒が多いように感じます)。
“正しい努力”の積み方に関しては、私も含め予備校のスタッフが精いっぱいサポートさせていただきます。

皆さんにはそのような“成功体験を”少しでも早くして欲しいと思います。

そのためには、受験の本番よりもっと早い段階に目標を設定し、成果を実感すべきです。

もちろん、全国模試のような実力テストでは一週間やそこらではなかなか結果は出ません。

しかし、例えば3か月程度の学習を行えば全国模試でも十分に成果は出るはずです。

高2生・高1生は全国模試だけではなく、今年度のセンター試験の本試験に目標を設定してこれからの学習に臨むことがおススメです!

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→「第121回 学習アドバイス「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(1)」はこちら

→「第119回 学習アドバイス「高2の夏は大きな分岐点・夏の過ごし方(1)」はこちら

→「第120回 学習アドバイス「夏をしっかりと使えるように・夏の過ごし方(2)」はこちら

第121回 学習アドバイス「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(1)」

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■1.学習の動機づけ=「受身的な学習」から「主体的な学習」へ

大学受験の学習では目指す目標が高ければ高いほど、時間的には「自学」の占める割合が高くなりますが、その土台としての「主体的な学習意欲」がなければ、効果的な「自学」を行っていくことは難しくなります。

「主体的な学習意欲」というものは、それこそ本来は「主体的に湧き出てくるもの」であるべきですが、大学のホームページや大学案内に目を通して大学のことを調べてみたり、オープンキャンパスなどを利用して実際に興味のある大学に足を運んでみたりすることで、具体的な目標やそのための学習意欲が芽生えたり、決意を新たにすることもできるでしょう。

“大学受験に対しての「明確な目標」”を持つことを通して、「受身的な学習」ではなく、「主体的な学習」を行っていきたいものです。

■2.「手段=勉強」→「目的=志望校の合格」

誤解を恐れずにいえば、勉強をすること自体が目的なのではなく、志望校の入試に合格し志望校に入学することが一番の目的なのです。

つまり、「勉強をしている」だけで当然のように志望校の合格が保障されるわけではないのです。

「志望校に合格するのに必要な学力を、受験までの期間に確実に身につけ、その力を確実に発揮できる体制を整える」、そのための歩みが、大学受験の“勉強”なのだと意識すべきです。

■3.「自学」は猛烈に必要

これは何も「すべてを自分で勉強しろ」と言っているわけではありません。

どんなに素晴らしい授業を勉強の土台に据えたとしても、必要な予習はもちろんのこと、授業時間以外での学習をしっかりと行わなければ、理解した内容の定着が図れませんし、応用トレーニングも行えません。

また、学習が進むにつれて、授業時間以外で補充しなければならない学習というものも当然出てくるはずです。

すると自然と「授業を受けている時間」よりも、「自分で机に向かっている時間」の方がその何倍もの分量になるはずです。

■4.“理解する”は「到達点」ではなく「出発点」

理解する(わかる)ということはとても大事なことです。

しかし、「わかる」というのは「到達点」ではなく「出発点」であるはずです。
少なくとも、受験勉強においてはそうだと思いませんか?

「理解したこと」を忘れないで身につけるための定着学習や、身につけた知識や技術、考え方を実際にアウトプットするための練習(トレーニング)の重要性も計り知れません。

特に大学受験のような広範囲にわたる実力試験では、「勉強はある程度しているのに、なかなか伸びない」ということが珍しくはありませんが、そうならないためのヒントの一つがここにあると思います。

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(→「夏から本格的な受験勉強をスタートする君へ(2)」へ続く)

→「第119回 学習アドバイス『高2の夏は大きな分岐点・夏の過ごし方(1)』」はこちら

→「第120回 学習アドバイス『夏をしっかりと使えるように・夏の過ごし方(2)』」はこちら

第120回 学習アドバイス 「夏をしっかりと使えるように・夏の過ごし方(2)」

■「夏までに終わらせておきたい勉強」を、計画的に“今”進めよう

  少し早いですが、夏休みについて少し考えてみましょう。

  約40日間の夏休み。ほとんどの現役高校生にとっては一年間の中で「一番まとまった時間を確保できる期間」であることと思います。
  そして、受験生にとっては大事な夏。

  毎日15時間、勉強すれば600時間
  毎日12時間、勉強すれば480時間
  毎日10時間、勉強すれば400時間
  8時間なら、320時間
  6時間なら、240時間
  5時間なら、200時間
  4時間なら、160時間
  3時間なら、120時間…...

  “効率の良い学習”も、もちろん大事なことです。
  しかし、大きく飛躍しようとしている人たち、大幅な実力アップを目指している人たちにとっては、勉強の“量”だってとっても大事なことであるはずです。

  そこで、「夏休みを効果的に利用する」ためにこそ、「夏までに終わらせておきたい勉強」を計画的に、“今”進めましょう。

  夏までにまとまった時間の中で計画を立てられるのは、今が最後かもしれません。
 (特に現役生は6月の下旬に多くの高校で定期試験が実施されます)。

  Mr.Childrenの有名な歌の歌詞に「長く助走をとった方がより遠くに飛べる」っていう一節がありました。

  受験生にとっては、“今”がその助走の期間かもしれません

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第119回 学習アドバイス 「高2の夏は大きな分岐点・夏の過ごし方(1)」

■高2は最重要学年・高2の夏は大きな分岐点!
■高2夏の重要性を認識しよう!

  高校2年生は「中だるみの学年」などと揶揄されることもありますが、そんなことはありません!それどころか「高2」という学年は、ある意味では「最重要学年」なのです。

 「自分が入れる大学に行く」のではなく、「自分が入りたい大学に行きたい」という人は、本気でその目標を叶えるために、高2のうちから具体的な受験・進学の準備をしていくべきです。

  高2の冬が受験の1年前にあたりますが、高3の夏に各受験科目の一通りの学習を終えているのが理想とすると、そのためには「高2の夏」が一つの鍵になります。

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■大学を調べよう・オープンキャンパスへ行ってみよう

  具体的な進路や志望校が固まっていない人は、是非、高1・高2のうちに大学・学部・学科を調べ、オープンキャンパスや大学の見学などに足を運ぶべきです。

  目標が固まるのが遅くなればなるほど、準備にかけられる時間も当然少なくなります。希望を叶えるための準備を着々と行うための「時間」をちゃんと確保するためにも、目標を早く固めるのに越したことはありません。

  単純なことですが、早くに準備を始めるというだけでも、結果は違ったものになるといっても過言ではありません。

■利用可能な時間は実は多くはないことに早く気付こう

  また、具体的な受験勉強を行えばすぐに分かることですが、「単語と熟語をやって、文法をやって、長文もやって…、英語だけで〇〇時間は必要だ!」なんてことも珍しくありません。

  特に部活などが忙しい人は、物理的に確保できる時間には限界があります。それでも必要な時間を確保するには、本格的な受験勉強を始める時期を前倒しするか、または後ろに伸ばす(=浪人)かしかありません。

■「本気モード」

  受験生はほぼ例外なく、いつかは各自のタイミングで「本気モード」に切り替わるものです。しかし、それを周りの空気に委ねてしまっていませんか?

  せっかく「本気モード」になったのに、「準備のための時間が物理的に足りない」では、もったいないです。

  少しでも早く「本気の自分との出会い」をしてみませんか? 勉強がすべてとは言いませんが、「目標のための本気の勉強」って、けっこう楽しいものですよ。

  そして、志望校合格の達成感、これは絶対にみんなに味わってもらいたいです!

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第118回 学習アドバイス 「徹底比較!推薦入試vs一般受験(その3)」

■5.「リスク」について

(1)指定校推薦「△」
・推薦に必要な学校の評点は、原則として高1・高2・高3(前期)までである。そのため、高校生活を通じてその都度「自分はどれぐらいの評点を確保できているのか」といった自分の位置が目に見えやすい。
・同じ大学・学部・学科であっても、年度により評定平均値4.9の生徒が推薦枠を取ったり、4.2の生徒が推薦枠をとる年があるなど、不確定要素にも影響される。推薦枠を獲得すると入学が必須であるため、併願や辞退ができない。
・推薦入試を希望する生徒であっても、一般受験の可能性も考えて学習を行う生徒が大多数である。そのため、推薦合格が決まった後は“楽”であるといえるが、特に多くの受験生が本格的な受験勉強に打ち込み始める高3時は学校の試験にも備えつつ入試を見据えた学習も行うという意味で、一般受験に狙いを定めた生徒よりもハードであるとも言える。

(2)公募制推薦・自己推薦「○」
(3)AO入試「○」
・大学によって入試時期は異なるものの、指定校推薦ではおおむね高3前期の定期テストが終わった時点で、推薦入試のために備えられることのほとんどが終了するといっても過言ではない(その後は面接や小論文などが課されるが、“儀礼的な試験”である大学がほとんどであり、7月以降は一般入試に備えた学習にも充てられる)。しかし、公募制・一般・自己推薦・AO入試などでは10月、11月に迎える試験のための準備に多大の時間を要するため、一般受験のために学習に回せる学習時間が大いに減ることとなる。
・英語・数学といった学科の学習に比べると、面接・小論文・集団討論・課題レポートなどは比較的準備がしにくい。

(4)一般受験「○」
・推薦入試で学校成績を意識している場合には、高1の時から節目々々で目標があり、結果も返ってくるのだが、一般受験では高3の冬での一発勝負であるため、高1・高2の段階、高3の初期の段階で危機感が希薄となりやすい。

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■6.「高校間の格差」について

(1)指定校推薦「◎」
・各高校によりどの大学・学部・学科の指定校が何名来ているのかが著しく異なる。
・各高校での指定校推薦の枠は毎年変わるものの、大幅な変化はないため、早めに所属する高校の指定校推薦の一覧状況を把握しておきたい。

(2)公募制推薦・自己推薦「×」
・受験要件さえ満たせば、原則として所属高校による制約はない。
・ただし、評定平均値の評価に関しては、同じ値であっても所属している高校が異なれば、評価に差が生じるといわれている(ただし、評定値以外の要素で合否のほとんどが決すると考えてよい)。

(3)AO入試「×」
(4)一般受験「×」
・どの高校に所属しているかはもちろんのこと、高校での成績も原則として合否の材料にはならない。

■最後に
推薦入試(指定校推薦・公募制推薦・一般推薦・AO入試)・一般推薦の概要のイメージはつかめただろうか? 実際には「推薦入試も考えつつ、希望する大学の推薦が取れない場合は一般入試…」というような生徒も非常に多いため、「推薦か一般か?」という単純な二者択一ではなく、重点の置き方や優先順位の付け方は十人十色である。
しかし、「推薦を取りたいけど(評点が足りなくて)推薦が取れないから一般入試にチャレンジするしかない」というような消極的選択では、なかなか満足する結果を得ることは難しいのが現状です。
特に高1生の皆さんは、推薦入試や一般入試の概要、自分の通う高校の指定校推薦、などは早いうちから知っておきましょう。

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第117回 学習アドバイス 「徹底比較!推薦入試vs一般受験(その2)」

■3.「確実性」について

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(1)指定校推薦「◎」
・学校成績で合否が決する場合がほとんどである。そのため、ある程度の成績を確保し、且つある程度の大学学部の幅を許容できるのであれば、大学決定の確実性は高い。
・各高校内の選抜で通ることが事実上の合格である場合がほとんどで、9月下旬~10月上旬の段階で事実上の合格が得られる(ただし、正式な合格は11月上旬~12月初旬)。
・ただし、希望する大学の推薦が得られるかどうかは年度による。同じ大学の指定校推薦でも、ある年は評定平均4.7の生徒が獲得したため4.5の生徒が獲得できないといったこともあれば、ある年は4.2の生徒が獲得したというケースもある。どれだけの成績を確保すれば当該大学の推薦が取れるのかといった確実性はない。

(2)公募制推薦・自己推薦「△」
(3)AO入試「△」
・指定校推薦ほど成績が合格獲得のための要件とはならないため、合格できるかどうかといった確実性の観点から見れば、一般入試と同等である。
・前述の通り、中堅以上の大学では一般受験で合格することよりもハードルが高いという現状もある。

(4)一般受験「×」
・入試の出来がすべてであるので、結果が出るまでは不安は付きまとう。ただし、受験する大学のレベルにある程度幅を持たることができれば、確実性は十分高められる。
・学科試験というのは推薦系入試の課題に比して「点数化」しやすい。よって過去問などの演習によりコンスタントに合格点をかなり上回れているようであれば、当該大学の合格の可能性はかなり高い。そういう意味では「指定校推薦」よりも「どのスコアを取れれば受かる」というラインは見えやすい。

■4.「選択肢」について

(1)指定校推薦「△」
・すべての大学・学部・学科から選べるわけではなく、当該高校に指定校推薦が来ている大学・学部・学科の中からしか選択できない。
・年度によって一部の大学・学部・学科の変更があるため、通常は高3の7月になるまでどの大学・学部・学科から指定校推薦が来ているのかが分からない。

(2)公募制推薦・自己推薦「○」
(3)AO入試「○」
・指定校推薦では、「各高校によってどの大学のどの学部の推薦の枠が何名あるのか」が異なるばかりか年度によっても異なるが、これらの推薦入試では全国の受験生が募集の対象であるため、選べる(受験できる)大学・学部・学科の選択肢は指定校推薦に比べて増えることが多い。

(4)一般受験「◎」
・学力や入試対策などの状況に応じて合格の可能性のある大学には限りがあるのが実情ではあるが、物理的に受験できるという意味では大学の選択の幅が一番広がる入試区分であることは間違いない。
・近年は入試の複線化も進行しており、同じ大学・学部・学科に複数回チャレンジできるというのも選択の幅を広げる。

(「徹底比較!推薦入試vs一般受験(その3)」に続く)

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